撮影や映画でのオールアップとクランクアップは同じ意味なのでしょうか?
Twitterをよく見てると、映画やドラマ撮影などで、「オールアップしました」や「クランクアップです」と言う言葉を耳にしますが、違いはどうなのでしょうか?
気になったので、調べてみました。
撮影や映画でのオールアップの意味とは!
例えば、仮面ライダーゼロワンに出演していた鶴嶋 乃愛ちゃんだけの、演者単位での出番や撮影が終了した時等に使う言葉です。
他の演者さんはまだ撮影が続いてることを意味します。
1年間お疲れ様です!
乃愛ちゃんを知るきっかけとなったゼロワンが終わるのはすごい寂しいですがこれからの活躍を応援します!
同じ年齢だけあって陰ながら一番応援してたのが乃愛ちゃんで毎週日曜日が楽しみでした。
乃愛ちゃんやイズちゃんは唯一で好きな存在です、これからも頑張って下さい! pic.twitter.com/pftkD6y7zZ— ハリーミック(シュンイチ) (@HARRYMICT) August 5, 2020
先日、仮面ライダーゼロワンオールアップしました!明日もいつも通りみんなに会えるような気がするんだよなぁ😭
毎日が楽しくて、幸せな一年間でした。
支えて下さった皆様、本当にありがとうございました!!#仮面ライダーゼロワン pic.twitter.com/LRPBVPMLfB— 砂川 脩弥 (@suna_syu_) August 7, 2020
(◯◯役の△△さん、オールアップです!って感じで、スタッフから拍手が起こり、花束等をもらったりする、その様な光景をよく見ますよね。)
撮影や映画での「クランクアップ」の意味は?
仮面ライダーゼロワン。
無事テレビシリーズの撮了を迎えることが出来ました。今はただ、キャスト達の芝居、スタッフの想いを、余すところなく放送出来るよう仕上げていくばかりです。
かつてない状況の中での一年間。
最後まで走り切ります。が、今日の放送の内容からどう終わるのでしょうか…。
— 大森敬仁 (@Takahito_Omori) August 9, 2020
今回でいえば、仮面ライダーゼロワンの撮影が完全に終了したときに使います。
ただ、撮影は終了したものの、編集作業等は残ってますが、演者さん自体の仕事はこれで完全に終わることを意味します。
クランクイン・クランクアップの由来
今現在は、映画やテレビドラマの撮影がデジタル機器(モーター)で行うのが主になってます。
昔はモーターでは無く手動式だったので、「クランク棒」と呼ばれる手回し式のハンドルを、カメラ本体側面に差し込み、フィルムを回していました。
クランクインの由来とは
モーターで動かない撮影機器は、クランク棒が必須アイテムでこれがないとフィルムを回せない為、クランクをカメラにインする⇒撮影が開始される⇒クランクイン。
クランクアップの由来とは
「クランクアップ」の「クランク」は、軸の回転と言う意味で、無声映画時代、手動式映画カメラについていた取っ手を手回しで撮影したことからきてます。
撮影で、「終わった」「上がる」(アップした)という意味で「クランクアップ」と言われる様になったとされています。