仮面ライダセイバーがはじまりましたね。 主役の神山 飛羽真(とうま)が経営するファンタジック本屋かみやまに正面にドカンと鎮座しているジオラマに目を奪われてしまいました。
ミニチュアやジオラマ大好き人間としては誰が作ったのか気になって仕方ない。
仮面ライダセイバーに出てくるファンタジック本屋のジオラマは誰が作ったのか調査してみました。
セイバー ファンタジック本屋のジオラマは誰が作った?
なんとこのジオラマのイメージを作ったのは、知る人は知るあの有名な【情景師アラーキー/荒木さとし】さん。正確には、ジオラマのイメージ図と図面を書いて、一部仕上げたのが荒木さんです(他は大道具さん他)。
仮面ライダーセイバーのクレジット「ジオラマ監修&仕上げ」の詳細は今回のメイン監督である柴崎監督からの要望から私がジオラマのイメージデザイン画と簡単な図面を制作。それから大道具造形家の内田さんが木の台座とジオラマベースを制作。西洋&日本の城や植栽や最後の仕上げ塗装を私が行っています pic.twitter.com/xGPrSmIufK
— 情景師アラーキー/荒木さとし (@arakichi1969) September 6, 2020
仮面ライダセイバーファンタジック本屋のジオラマのサイズは3メートル×2メートル。と言う事は、あの走っていたSLはNゲージ。
Nゲージとは鉄道模型(1/150)の事を言いますが、何故Nゲージだとわかるかと言うと、鉄道模型は日本で一番主流なのがNゲージだという事と、あのサイズのジオラマを作るのに適しているのもNゲージだと言う事。
しかもこのチビSLは
KATO Nゲージ チビロコセット たのしい街のSL列車 10-500-1 鉄道模型 客車なのです。
【仮面ライダーセイバー】
本日からスタートした新番組『仮面ライダーセイバー』の主人公: 神山 飛羽真(とうま)が経営するファンタジック本屋かみやまの店内に鎮座する幅3m 奥行2mの巨大ジオラマのデザインと制作を担当しました。飛羽真の頭の中の和洋が混在したファンタジー世界を凝縮したデザイン! pic.twitter.com/o6rD71FhbI— 情景師アラーキー/荒木さとし (@arakichi1969) September 6, 2020
このファンタジックな、ハリーポッターやろーどおぶざリングを思わせるのジオラマは見てて飽きませんね。作りがとにかく細かい。
荒木智(あらきさとし)さんのプロフィール
荒木智(さとし)1969年 東京生まれ。通称:情景師アラーキー。
ジオラマ作家で有名で、サラリーマンのかたわらでジオラマ作家として活動を続けていました。
幼少の頃にみた特撮映画の影響を受けて模型に興味を持ち、大学でインダストリアルデザインを学んだ後、家電製品のプロダクトデザイナーとしてメーカーに在籍。
そして、2015年に『リアルすぎるジオラマ』が話題を呼んでジオラマ作家に転身されたようです。
昭和時代にあった、ガチャガチャと左にちょっと見えてるコインを入れて遊ぶレトロなゲーム。
今では殆どみなくなった駄菓子屋さん。
昭和時代には、こんなおもちゃ屋さんや駄菓子屋さんが沢山存在していました。
とにかく、細かい所まで作られているので、見ててあきません。
雨どいには、鳩のフンのようなものがついていたり、ツバメの巣?があったり、それぞれの質感が本物と見分けが付かない位。
このリアルすぎるジオラマが好きで、私も荒木さんの本を2冊購入しましたが、まだ真似をしてつくれていないのが残念なところ。
それにしても、ブロック塀の下の方のコケや、ガチャガチャの台のさび感、道路や側溝蓋の質感、どれもミニチュアだとおもえないのが素晴らしい。
実際にありそうな、昭和感あふれる情景にほれぼれしちゃいますね。
まとめ
荒木智さんは、もともとサラリーマンのかたわらジオラマを作られていましたが、いつのまにか好きが高じてプロのジオラマ作家になられました。
好きなものを突き詰めると、プロになれるって凄く夢がありますね。
仮面ライダセイバーに出ちゃうと今後更に話題を呼びそうですね。荒木さんの今後に期待です!