バラのハダニを退治するにはインスタントコーヒーと牛乳が良く効く!

園芸

毎年、私の5月のお楽しみといえばバラです。ベランダや庭で健気に、そして可憐に咲いているバラを見たり香りを楽しんだりするだけで、荒れた心がふんわり温かくなるのは私だけではないでしょう。

ただ、バラを楽しむには手入れが欠かせません。去年はハダニに悩まされたのですが、私は市販の薬剤を使うことに抵抗があるので、なんとか自然のものでハダニ退治できないかとあれこれ試してみたところ、インスタントコーヒーと牛乳が一番効果がありました。

今回は、ハダニに悩む人に向けて、農薬を使わなくても退治できるインスタントコーヒーや牛乳でハダニを退治する方法をご紹介します。

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ハダニの被害は気づかないうちに広がる

バラの葉に広がったハダニ

我が家のベランダで育てているバラに水をあげているとき、葉がいつの間にか白っぽくなって葉脈がよく見えるようになったことに気づきました。

「あれ?」と思ったものの、ハダニの怖さを知らなかった私は、枯れているのでもなく、黒星病のような症状が出ているわけでもなかったので、そのまま数日放置していました。

すると、ドンドン葉が縮れていき、ますます白っぽくなって株全体の元気がなくなったように見えたんです。

何より、葉の色がどんどん悪くなってきたので「これはおかしいぞ」と思って葉をひっくり返してみると、なにやらブツブツと小さなものがついていました。

※ブツブツ注意!

バラの育て方の本を取り出して見てみると、ハダニだということが判明…

よく見ると、つぼみにもハダニがびっしりついていました。

よく見ると、つぼみの花がかじられてますよね。

これはもうさすがに放置出来ないので、ハダニ対策をすることに。

簡単でコスパ良し!インスタントコーヒーと牛乳スプレー

★用意するもの
・100均のスプレーボトル
・インスタントコーヒーまたは牛乳
・水

ハダニを退治するのに必要なものは上記の3つ。

私はインスタントコーヒーで作りましたが、レギュラーコーヒーでもOK。

コーヒーはかなり濃い目に液を作ります。コーヒーが家にない方は、牛乳でもかまいません。その場合は水で2倍に薄めて使いましょう。

コーヒーまたは牛乳スプレーが出来たら、あとはシュッシュッと葉の表や裏、花にも被害が広がっているなら花にもまんべんなくスプレーを吹きかけていきます。

コーヒーの場合はいい香りがするんですが、牛乳は正直クサイです…w こぼした牛乳を雑巾で拭いたようなニオイがします。

コーヒーまたは牛乳が葉からしたたるほど吹きかけたら、あとはそのまま放置します。

牛乳の場合は腐るので、翌日に葉の表面と裏側に水を吹きかけて流してしまいます。

ただ、コーヒーや牛乳を吹きかけたからといってすぐに効果があるわけではありません。コーヒー、牛乳どちらも朝晩4~5日の間続けたほうが効き目があります。

牛乳は、牛乳の膜でハダニが窒息するので効いているようなんですが、コーヒーがなぜハダニに効くのかはわかりません。でも牛乳と同じようにコーヒーもハダニの被害を防ぐ効果がありました。

牛乳&コーヒーのスプレー攻撃にあったハダニはどうなる?

牛乳またはコーヒーのスプレーをたっぷり吹き付けられたハダニは、地面に落ちることなく、そのまま葉の表面や裏側でくっついたまま死んでいました。

スプレーを吹き付けて数日後、動いているハダニを発見しました。これはたぶん、スプレーが届かなかった場所に隠れていた可能性があります。

なので、いったんハダニが落ち着いたからと言って油断しちゃいけないんです。4~5日吹き付けて様子を見て、その後またハダニが動いているようならこまめに吹き付ける作業を続けていかなければダメ。

ここが農薬との違いです。

でも、ベランダに出る愛犬のためにも、できるだけ農薬は使いたくなかったのでこまめにシュッシュッシュッ。手間がかかっても食品でハダニ対策ができるなら嬉しいですよね。

インスタントコーヒー&牛乳スプレーでバラが元気に!

2週間くらい、バラにコーヒーと牛乳スプレーを吹きかけるとバラが生き返りました。

新しく出てきた葉にはもう、ハダニがついていません。

残念ですが、いったん葉脈が見えるほど衰弱した葉はそのまま枯れていきましたが、新しい葉に被害がなかったのでハダニ対策は成功したといえますよね。

葉の裏側を見ると……。

ハダニは一匹もいません!!

インスタントコーヒーと牛乳スプレー大成功です!

ハダニはどこからわいてくる?

ハダニは、体調1ミリ以下の小さな昆虫です。「ダニ」という名前の通り、しっかり目に見えるのではなく、大量にわいて初めてサワサワ動いているのが見える程度の小さな虫なので、発見したときにはすでに株全体に広がっていくといった被害が出ます。

また、ハダニが大量に増えてしばらくすると、葉と葉の間に白いクモの糸のようなものが付着しているのが見えると思います。ハダニはクモのように糸を巡らせることから、ハダニは英語でスパイダーマイトと言われています。

ハダニが発生しやすい時期

ハダニは暖かくなる3月ごろから10月頃までがよく発生しています。ハダニは交尾をせずに増えていき、10日ほどで成虫になったらまたその成虫が卵を生むので、短期間で爆発的に増えていきます。

バラに水をあげている最中は、葉の裏側も念入りにチェックしておいたほうが良さそうですね。

また、先ほどのつぼみの写真のように葉だけではなく花からも栄養を吸い取るので、つぼみがつく季節も要チェックです。

ハダニは種類が多い

私がバラの葉で見つけた肌には薄茶色していましたが、ベランダの柵には赤いダニがけっこう歩いてたんですよね。

ヒトやペットへの直接的な被害はありませんが、とにかく赤々していて気持ち悪い……。赤いハダニも植物の栄養を吸って増えていきます。

また、ハダニはおよそ70種類くらいいると言われています。バラにつく薄茶色のハダニ以外にも、赤いハダニを見つけたら徹底的に駆除しましょう!

インスタントコーヒー&牛乳スプレー以外でハダニを駆除する方法

ハダニの数がそんなに多くないときは、インスタントコーヒー&牛乳スプレーを使わなくても簡単に駆除できます。

ハダニは葉の裏に集団で寄生しています。ですので、まだ大量に増える前なら軍手をはめた手でハダニを潰していきましょう。

素手でもいいのですが気持ち悪いですよね……。私は軍手を必ずはめています。

軍手がない場合は、濡らしたティッシュを絞ってハダニを潰すように拭き取るといいでしょう。とにかく潰していくことが増やさないコツです。

ひと株でハダニを発見したら他の株もチェックする

ハダニはクモの仲間なので、糸を使ってどこにでも移動できます。

ベランダや庭にあるバラのひと株でハダニを発見したら、他のバラに移動して増えている可能性があります。ひと株のバラを退治できても安心せず、葉がある間はハダニチェックを徹底しましょう。

また、弱っている株はハダニの被害に合いやすいと感じています。

実際、最初にハダニの被害にあったバラは、ちょっと日陰になるところにあって元気がなかったんですよね……。

ですので、日当たりの良い場所に移動して、水やりと適量の肥料で株を元気にしつつ、ハダニ退治していきました。

うちのような狭いベランダでは、すべての株にまんべんなく日当たりのいい場所に鉢を置くことはできませんが、鉢をローテーションさせながらできるだけ日光が良く当たるように工夫しています。

かわいいバラがハダニの被害にあわないよう、これからも株を健康に保ち、万一ハダニが大量にわいてしまったら、インスタントコーヒー&牛乳スプレーで退治していきましょう!