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【初心者向け!】Nゲージの始め方を優しく詳しく解説!【鉄道模型情報】

鉄道模型
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Nゲージに興味が出てきたけど、始め方がわからないと言う人の為に、Nゲージ歴〇〇年の私が簡潔に優しく解説致します。

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Nゲージとは

Nゲージは、国際規格でレール幅(軌間)は9mmと決まっています。

トミックスのレールでカトーの車両を走らせる事も可能ですし(逆もしかり)、国際規格ですので、海外製のNゲージも走らせる事が可能です。

レール幅は同じでも車両のスケールが若干違います。

日本では、新幹線は1/160、それ以外の車両は1/150スケールです。
海外では、アメリカ、ヨーロッパでは1/160、イギリスは1/148になります。

スケール違いでどんな影響があるかと言うと、1/150スケールのNゲージでは、カーブ通過時に建物等の障害物に干渉しなかったのに、1/160スケール(新幹線等)が通過する時に干渉してしまう等があります。

新幹線と在来線を併用する場合、干渉物に注意さえすればほぼ問題ないでしょう。

※1/150スケールとは実物車両の1/150のサイズという意味

 

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Nゲージのはじめ方

Nゲージを始めるには、
・どれくらいの規模(広さ)で始めるのか
・予算はどれくらい必要か
・メーカーはTOMIXとKATOどちらを選ぶか、をまず決める必要があります。

それでは、それらの決め方を端的に説明していきます。

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Nゲージをどれくらいの規模(広さ)で始める?

スターターセットで始めるのか、レイアウトを作るのかで規模(広さ)が異なってきます。

スターターセットで始める場合、広さはどれくらい必要?

Nゲージは、たたみ1畳(おおよそ、900mm×1800mm)から始められると昔から言われています。

スターターセットで始める場合、サイズは560mm×1120mm位から始める事が出来ます。
新幹線の場合車両スケールが大きい為、スターターセットは953mm×1597mm(カトー)になります。

スターターセットのメリット・デメリット

メリット
買ってすぐ遊べる
必要なものが全て揃っている
レールを追加すれば発展させる事が出来る

 

買ってすぐ遊べるのが一番のメリットで、初めてNゲージをするのであれば箱を開けた瞬間、鉄道模型の精密さに感動する思います。

パワーパック(鉄道模型を動かす為のコントローラー)、レール一式、車両、ホーム(駅)等が同梱されています。

フル編成で遊びたい場合でも、追加でレールを購入さえすればいつでも可能です。

 

デメリット
車両編成がフル編成ではない

スターターセットの場合は、必要最小限で遊べるセットですので線路も短い為、車両もフル編成ではありません。
新幹線700系のぞみのセットでも、新幹線が4両編成だったりします。

スターターセットを選ぶポイントは?

まず一番は、好きな車両を選ぶことです。
次に、メーカー、トミックス(TOMIX)か、カトー(KATO)を選びます。
レールの最大幅(縦×横)を確認。

スターターセットを選ぶ一番のポイントは、レールはTOMIXにするかKATOにするか、これを決める事です。

スターターセットを購入する場合は、TOMIXを選べば車両やレール、全てがトミックスになり、車両だけKATOにしたいと言う事ができません(逆もしかり)。

今後発展させていくのであれば、私はTOMIXをお勧めします(レールが豊富な為)

車両は、TOMIXもKATOもほぼ同じものが発売されていますので、どちらを選んでも問題はありません。

自作レイアウトの広さはどれくらい必要?

例えば、新幹線N700系を16両フル編成で遊ぶ場合、最低でもレイアウト長さは4メートルは必要です。

理由としては、Nゲージでは、新幹線N700系の車両1両の長さが約160mm。
(新幹線N700系の実車両の長さが約25メートルあり、Nゲージスケールは1/160)
Nゲージでは、N700系16両フル編成になると約2.6メートルになります(車両間も含む)。

なので、直線区間で最低でも3メートルは欲しい所です。
そして、新幹線N700系の最小通過半径R315なので、両サイドのカーブレール合わせると630mm(R315以下だと曲がる事が不可能)。

合計約3.7メートル。

レイアウト長さは約4メートル必要で、幅は最低でも0.63メートル(630mm=63cm)。
リアルにこだわるのであれば63mmの急カーブを作るのではなく、途中にストレートレールを挟みましょう。

レイアウト幅は最低でも900mmは欲しい所。

 

結論
新幹線N700系フル編成で遊ぶ場合のレイアウトサイズは、長さ4000mm×幅900mm

 

又、JRの一般車両や私鉄の場合、実車両長さが約20メートルなので、Nゲージでは約135mm(1/150)になります。
車両長さは、8両編成:約1.2メートル、10両編成:約1.5メートル、15両編成:約2.2メートル

 

結論
JRの一般車両や私鉄を10両編成で遊ぶ場合のレイアウトサイズは長さは2500mm×900mm

 

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Nゲージを始めるにはどれくらいの予算が必要?

Nゲージで遊ぶための規模(広さ)が決まったら次は予算です。

スターターセットの予算は?

安いものであれば、1万円以下で買えますし、N700系や500系新幹線のスターターセットでも2万円以下で購入できます。

レイアウト作成する場合の予算は?

Nゲージは、始める規模やレイアウトの作りこみ具合でかかる費用は変わってきますので上限はありません。

トミックスやカトーから毎年発売されているカタログがありますので、そちらで価格を調べてみる事をお勧めします。

ジオラマを自作するのであれば、ホームセンター等でコンパネ(厚さ1cm~)等を購入し、必要なサイズにカットして組み立てるのが、一番安上りな方法です。

900×1800のべニア板は、ホームセンターで約1000円から売ってますので、比較的安価にレイアウトボードを製作する事が可能です(私もそうしています)。

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Nゲージツートップメーカー トミックス(TOMIX)とカトー(KATO)どちらを選ぶ?

Nゲージの規模、予算が決まったら、最後に決めるのはトミックスとカトーどちらを選ぶのか?という問題です。

Nゲージのツートップメーカー トミックス(TOMIX)とカトー(KATO)

Nゲージのツートップメーカーは、トミックス(TOMIX)カトー(KATO)です。

トミックス(TOMIX)

トミックスは、タカラトミー(老舗の玩具メーカー)が鉄道模型を手掛けています。
玩具メーカーだけあって、カトーよりレールが豊富で拡張性がかなり良く、自由度が高いのが特徴です。
グニャングニャンとポイントを沢山使いたいのであれば、トミックスがいいですね。

又、TOMIXは新幹線の種類が一番多いのが特徴です。

カトー(KATO)

カトーは、国内初の鉄道模型メーカー(積水金属)です。
今でこそ、Nゲージはプラですが、昭和時代に発売されていたものには、金属でできたものがありました。
私が持っていた近鉄8000系もそれで、物凄く重かったのを覚えていますが、プラより重厚感があってとても印象が良かったと記憶しております。

カトー製のNゲージは、車両の造形の良さを好む人が多いのが特徴です。

 

TOMIXとKATOのレールや車両は、基本的に連結できません(連結ジョイントやカプラー形状が違う為)

又、複線レールの中心距離が、TOMIXは37mm、KATOは33mmです。

ですので、レールを混在して使うとどこかで不具合が生じますので、基本的にはどちらかのメーカーでレールは統一しましょう。

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まとめ

Nゲージを始めるには、

・遊ぶ規模(広さ)を決める

・予算を決める
スターターセットとジオラマ(レイアウト)自作で規模と予算が変わる

・TOMIXかKATOどちらかを選ぶ
※スターターセット購入時は要注意
レールの豊富さ、車両の精密さ、発展のしやすさ等を考慮して決める(ほぼ好み)

私は、特に強いこだわりがないので、レールは種類が豊富なTOMIXを使用しています。
車両もTOMIX、KATO、マイクロエース、グリーンマックスと色々持っていますが、造形が丁寧なKATOが一番好きですね。

でも持っているのはTOMIXが一番多いかも(笑

以上が、初心者向けNゲージの始め方でした。
ご参考までに。